ここで一度立ち止まって考えてみると、
家計が不安定だった理由は「収入」ではありませんでした。
私の場合、問題だったのは
判断の回数だったと思っています。
人は判断するたびに疲れます。
そして疲れると、極端な行動を取りやすくなります。
節約でも同じでした。
朝、コンビニに寄るか悩む
昼、外食するか迷う
夜、スーパーで値引きを探す
一つひとつは小さな選択ですが、
これが毎日続くと、気持ちが落ち着かなくなります。
その結果どうなるかというと、
ある日まとめて使ってしまうんです。
振り返ってみると、
「節約に失敗した日」は、出費が多かった日ではなく
考え続けていた日でした。
だから私は、節約の方向を変えました。
節約を増やすのではなく、
判断を減らす方に寄せたんです。
具体的には次の3つだけです。
・平日の昼食は固定化する
・買い物の曜日を決める
・毎日の家計確認をやめる
やったことは多くありません。
むしろ減らしました。
すると、支出は急激に下がったわけではないのですが、
月末の残り方が安定し始めました。
ここで後から分かったのは、
節約とは「お金を減らさない技術」ではなく、
不安を増やさない設計だったということです。
人は不安になると、
極端に我慢するか、反動で使うかのどちらかに振れます。
その振れ幅が家計を崩していたのだと思います。
節約は頑張るほど良くなるものではない、
という感覚でした。
無理をしない
細かく見すぎない
判断を持ちすぎない
この形にしてから、
家計簿を開く回数は減りましたが、
お金の心配をする時間も減りました。
節約は生活を縛るためのものではありません。
管理し続けなくても回る状態をつくる。
それが、長く安定する形だと考えています。
節約しているのにお金が残らない原因は、一つではありません。
全体像はこちらで整理しています。
飲食店経営と自動車関連の実務経験から、生活で損をしやすい判断とその回避を解説するブログです








