安いのに、、、えっ本当なの?
外食費を抑えようとして、「できるだけ安い店を選ぶ」ようにしている人は多いと思います。
一見すると合理的な行動に見えますし、私自身も以前は同じ考えでした。
ですが、飲食店の現場で長くお客様を見ていると、少し違う現象が起きていることに気づきます。
安い外食を選んでいる人ほど、月単位・年単位で見ると出費が増えていくケースが少なくありません。
原因は金額そのものではなく、「満足度」にあります。
食事の満足度が低いと、人はその場では空腹が満たされても、心理的には満たされません。
するとどうなるか。
帰宅後に間食をしたり、飲み物や甘い物を追加で買ったりします。
一食あたりの支払いは抑えられていても、回数が増えてしまうのです。
さらに、油の質や食材の差は体調に影響します。
胃もたれやだるさが続くと、コンビニで軽食を買ったり、別の食事を取り直したりする行動が増えます。
本人は「少しだけ」と思っていますが、これが積み重なります。
店側から見ていても、価格だけで店を選ぶ人ほど来店回数が多くなる傾向があります。
つまり節約しているのではなく、「一度の支出を減らし、その代わり回数を増やしている」状態です。
ここで大事なのは、外食費は一食の価格ではなく「一回の満足」で決まるという点です。
満足できる食事は、その後の余計な買い物や間食を減らします。
逆に満足度が低い食事は、追加の出費を誘発します。
節約というと、どうしても目の前の支払額に意識が向きます。
しかし実際にお金を残している人は、支払いの大小よりも「あとで何が起きるか」で判断しています。
安い外食を選ぶこと自体が悪いわけではありません。
ただ、価格だけを基準に選び続けると、結果的に出費が増える可能性があります。
支出を減らすには、金額を見るより「その食事で余計な行動が増えないか」を基準にしてみてください。
一回の満足度を上げることが、最終的な外食費の削減につながります。
節約しているのにお金が残らない原因は、一つではありません。
全体像はこちらで整理しています。








